中性子水分計とDRシステム併用による保温・保冷材下の外面腐食検査

中性子水分計の概要

保温・保冷配管の外面腐食(※CUI)は、雨水などの水分の影響が大きいが、保温・保冷材の吸湿状況を外装材が有る状態で確認することは難しい。そのため、外面腐食検査では保温・保冷材の多くを解体して実施することが多い。そこで中性子水分計とDRシステム(デジタルエックス線検査装置)を併用することで、保温・保冷材を解体することなく外面腐食の状況確認が可能となります。
※CUI(Corrosion Under Insulation):保温材下に発生する配管外面腐食

中性子水分計の検査手順

保温・保冷材の水分量測定
中性子水分計により、検査対象のなかで、吸湿した保温・保冷材の部位を特定する。

配管の外面腐食状況確認
吸湿した保温・保冷材部をDRシステムにより撮影し、配管の外面腐食状況を確認する。

処置
DRシステムで外面腐食の確認された範囲の保温・保冷材を解体し、腐食の程度に応じた処置(交換、防錆等)を施す。

経過観察
防錆等の処置とした外面腐食部については、DRシステムによる定期的な検査により外面腐食の進行を管理する。